渋皮煮を作ってみよう♪
ご覧いただきありがとうございます。
じょーです^^
実は私、じょーは栗農家の孫だったわけなんですが、栗って基本的に食べ飽きておりまして、あんまし食べたくないんですよね。
栗って高いのに、贅沢な話でして。。。
申し訳ないのですが。。。
ただし私、栗は渋皮煮なら食べます、はい。
栗を食べ飽きたヤツがこれなら食べるっていう栗料理、ご興味ありますか?
なかったらここで画面閉じちゃってくださいね。
なんて。笑
母が栗の季節になると大量に作ってたので何も考えずにパクパク食べていたんです。
いつも食べすぎ!!ってことでブーブー言われてたんですよね〜。
家を出たりした時期から栗をもらっては作ることが増えたんですが、作ってみてよくわかりました。
実は作るのがすごくめんどくさいんですよ!笑
作ることができるようになって、自分で食べれる量はいっぱいあるんです。
でも、手塩をかけて作った子だからか、自分じゃ全然食べれなくて上物はほとんど人に差し上げてしまう、という。笑
ボクと友達になるといいことありまっせ!(なんて。笑)
ちなみに、ボクが作った渋皮煮を食べてくれた知人や友人はほぼほぼ感動します。笑
それにはいろいろな要素が絡んではいるんですが。
栗の大きさや味や食感、人によってはわかってくださる鮮度などなど。
あと、大体ボクが栗農家の関係ってことを知らない人がほとんどですし、(比較的若い部類に入る?)男子がいきなり年配層が好むを持って現れるものですから、ギャップ的なところも大きいでしょうね。
年配の方には相当に驚かれます。上の世代の方って男が台所に立つこと自体に驚きます。
実はyoutubeでめちゃくちゃ人気出てきております
いろいろな方に美味しく楽しく!!を共有できればと思いまして、栗農家の孫による秘伝の渋皮煮の作り方・レシピと題してyoutubeで動画公開をいたしました。
つい先日の15日前くらいに公開をさせていただいたのですが、ものすごい勢いで伸びておりまして昨日あたりは1日で1500回ほどの視聴をいただいておりました。
いやはや、実にありがたやありがたや〜。
その後は無事に(?)10,000回の大台を難なく突破していきました♪
栗農家秘伝の(?)渋皮煮の作り方
というわけで、基本的な渋皮煮の作り方は私の作った動画をご確認いただければと思います。
この記事では、動画の下に、動画では実は入れていない細かいコツなどの情報を盛り込んでますのでよろしければご確認ください^^
このページへ足を運んでくださった読者様へのささやかなプレゼントです。笑
渋皮煮作りのコツについて
動画中の渋皮煮を作る際のコツをおさらい
動画にもある内容を強調も含めて解説しておこうと思います。
新鮮な栗を使用しましょう。
日にちが経った栗はどうしても乾燥しまっているので栗の身が締まってしまって硬くなってしまうんです。
あと、味が落ちてしまっているハズレの栗が多くなってきます。
売っている栗って、「え?これいつ収穫したの?」くらいな古いな!!と感じる栗が多く流通しています。
残念ですけど、仕方ない。
なお、コメント欄にてご連絡くだされば、来年(今年は終了)以降で獲れたての栗を発送する予約サービスを検討しておりますのでぜひぜひ。朝に収穫した栗を当日中に発送処理いたします。翌日には渋皮煮に向いた新鮮な栗があなたの元に届くことでしょう^^(地域によるとは思いますが。発送元は埼玉県になります。)ちなみに、昔はものすごい大きくてフカフカな栗が獲れた木がありまして、「市場では伝説の栗」くらいな勢いでもてはやされ1粒200円とか300円で取引されていた一家の栗になります。
たまに栗のハズレ年がありますので、その時は残念ですが、出荷はしません。栗を食べ飽きた私たちが納得できる栗しかお送りしたくありません。これは意地と言いますが、完全にこだわりです。
渋皮煮に傷をつけないように頑張って鬼側を剥きましょう。
渋皮に傷がついてしまうと煮崩れのリスクや、見た目もいまいちになってしまいます。
あと、バカ舌なのかもしれませんが、重曹の苦味が栗の中に入っていってしまう感じがするんですよねぇ。
基本的に贈答用にする渋皮煮は完璧なものを差し上げる主義です。笑
鬼皮を剥く際のコツなど
鬼皮を剥く際のコツは動画でも紹介させていただいておりますが、包丁の刃を鬼皮に対してできるだけ平行気味に入れることです。
ちょっと難しい場合は一晩水に浸けておいたり、軽く煮てから剥いてみるという方法もあります。
それでも鬼皮を剥くのは結構な重労働でして、結構力を入れたりもするので刃の背を当てている指が結構痛くなります。(そんな包丁作業は普段しないもので。。。)
痛いのは嫌だし、ラクしたい!って方は栗剥き専用のニッパーみたいのをオススメします。
栗の皮むきに使えるハサミ | ||||
|
あく抜きの重曹の量について
世の中に出回る渋皮煮のレシピで使われている重曹の量は私や母から見れば異常なほど多いです。
小さじ3杯というようなレシピを見ましたが、それはたった2回煮ただけでその量でした。
正直なところ、本気ですか?という量です。個人的には。
本当に美味しい渋皮煮を自分で作りたかったら重曹は1回煮る際に耳かき1杯程度で十分です。
栗を煮るのに使う重曹は食品添加として可能なグレードの物を使いましょうね^^
重曹 食品添加物グレード【送料無料】 | ||||
|
煮る回数について
動画では私は最大で4回としていますが、うちの母はなんと5回やってます。
たった1回多いだけですが、その1回は大きく、私も驚きの回数です。
本当に美味しい渋皮煮を食べたかったら手間を惜しまずやってみましょう♪
動画には載せていない渋皮煮の裏のコツ
作り終わった後について
理想を申し上げるならば、半日に1回(最低でも1日に1回)加熱をします。
その理由は栗自体は足が早いのでダメになりやすいのです。
残念なことに、カビが生えてしまうんですよね。
それを防ぐ意味での加熱になります。
シロップの濃度も上がっていきますので、シロップがどんどんとトロトロになっていきます。
あまりトロトロになりすぎると栗が完全にマロングラッセになります。
(その時は、常温に戻ったシロップの表面に砂糖が析出してきてパリパリの面が現れます。)
そこまでトロトロになりそうでしたらシロップに水を加えて濃度を下げます。
大体こんな感じで行けば1週間くらいは常温保存で持ちます。
なお、渋皮煮は作った当日よりも数日経ってからの方が美味しいです。
と言うのも、甘みが時間をかけてゆっくり栗の中へ染み込んでいくので、そう言う理由からです。
ふっくらしつつもねっとりした感じの渋皮煮に仕上がります♪
長期保存したい場合
瓶詰めを行います。(動画を作る予定。)
最後に
大体こんな感じになります。これできっと美味しい渋皮煮ができると思いますよ〜^^
皆様のお宅でも最高の渋皮煮が食べれますように^^
しつこいようですが、渋皮煮を作る上でば鮮度のいい栗が非常に重要になります。
スーパーや八百屋さんで買うよりも鮮度のいい栗を見つけて見てくださいね^^
産直市場とかうちとかに注文してくださってもいいですからね♪笑
では、楽しい渋皮煮作りを!^^