誘導型電力メーターからスマートメーターへ移行中
「○○電力の」という題名を使いつつ、ネタは東京電力管内の内容を記述していきます。笑
2020年までに東京電力の範囲内ではガラスで覆われていて中がクルクル回る電力メーター(誘導型)のものからデジタル化されたスマートメーターと呼ばれる新型の電力メーターへの交換作業が順次進められています。末端の関連部署で働いてないとわからないことではありますが、これがまぁ非常に非効率的でございますこと、ございますこと。
この内容からきっとお分かりの通り、私は元々電力メーター交換の作業員をやっていた人です、はい。
電力自由化
電力自由化、ご存知でしょうか?
なんだかんだで1年ちょっとは経ちましたが、色々な電力会社から電気を買うことができますよ〜という制度が始まりました。
関東の人であればほぼ100%の方が東京電力と契約を結んでいたものが、現在は色々な新電力会社との電気契約を結ぶことができるようになりましたね。
電気メーター交換手順
スイッチング交換作業
スイッチングとは、電気の契約を東京電力から他社の新電力会社への契約変更をした際に電力メーターを交換する作業になります。
スイッチングの交換に関しての基本的な流れは以下のようになります。
1、電気の契約者による契約変更 2、契約変更は新電力への申し込みとなりますが、あれやこれやと情報が伝わり、東京電力へ契約変更の旨が伝わります。 3、東京電力の下請け会社へ電力メーター交換の指示が出ます。 4、下請け会社の作業員や事務の人間より契約変更をしたお客様へ工事前の事前のご連絡 5、工事に作業員がやってきて交換をする 6、工事完了に関する完了票が渡される 7、新電力との契約開始日から契約が移行され、スイッチング完了
3がだいたい契約変更してから3、4日〜1週間程度でしょうか。
(たぶん担当工事会社が東電から何次受けかによってこの辺はだいぶ変わる気がする)
4はそもそも事前の連絡なんてない会社はない。笑
私いたところはうるさかったので、だいぶちゃんとやってましたが。
とりあえず、事前連絡は○○電力様からは必ずやれというお達しが下々の会社へ出ているはずなんですが、例外もあります。まぁ、連絡もなく勝手に電力メーター交換されていたら⚪︎⚪︎電力様に電話することで作業者と作業会社へ鉄槌を喰らわすことはできます。
ちなみに、電気メーターの交換はお部屋の中の電気は止めないでの交換ができます。
なのでまぁ、勝手に交換されていても問題はないといえばないのですが。
気持ちの問題ですかね。
ただ、作業員たち(特に作業員としての期間が短い人とか、性格的にテキトーな人とか)の話を聞いていると、お客さんの家の電源落としちゃったとかよく聞いてました。個人的には全く意味のわからない事象が多かった。
当然、電源を落とされてしまったら瞬間的にでも家の中はブレーカーが落ちたような状態になります。なので時刻設定されているような給湯器とかは時刻設定が飛んでます。
あと、場合によっては家の中の家電が壊れてるってこともあり得ます。
物が壊れた時はすぐに電話しましょう。
その辺はちゃんと保証されます。(たまにだいぶ盛ってるお客さんとかいたよ。)
計画交換作業
東京電力の都合でガラスくるくるの誘導型の電力メーターからスマートメーターへのメーター交換をする作業がこれにあたります。
1、ポスティングによる電力メーター交換のお知らせ 2、工事に作業員がやってきて交換をする
以上です。笑